2019AWEssence

2019/09/06

【白ブラウス特集】秋にあえて…という選択vol.4

突然ですが、好きなCMはなんですか? これに対する回答は、世代や住んでいる地域によっても結構差がありそうですよね。私はというと、断然、秋冬のビールのCMです(笑)。「秋冬の」というのがポイント! ビール自体は年中好きだけれど、より一層素敵な飲み物に見えるのが秋冬。秋刀魚やらおでんやら、あったかくてコクのある味覚と一緒にぐぐぐーっとビールを飲み干す女優さん、とっても色っぽくないですか? 数十秒間手をとめて、夢中で眺めてしまいます。そして、次の日、スーパーの買い物かごにその商品を入れています。単純です。

なぜこんな話をしたか、ですが。ファッションでもこの秋冬のビール的存在があると思うんです。それが、秋冬の「白ブラウス」。白ブラウスって、春夏のものと思われがちだけれど、実は、ウールやニットなど、コクのある素材が増える季節にこそ、よく映える。

たとえば、ウールのワイドパンツやリブパンツ。ニットを合わせてもいいけれど、さらっと落ち感のある白ブラウスが相手ならほっこりせず、知的な抜け感が演出できます。ダブルフェイスのコートのインも、そりゃニットのほうが暖かさは勝るけれど、白ブラウスにするだけで顔周りがパッと明るくなる。素材も色も季節感を少しずらすことで、フレッシュさが増すわけです。そして、その意外性に人はぐっとくるわけです。

今季のBEIGE,にはキャラクターの異なる白ブラウスが勢揃い。自分なりの白ブラウスがきっと見つかるはず。それぞれの特徴は下に書くので、最後までじっくり読んでみてください。

私も秋限定のビールを飲みながら、どれにしようか、どう着こなすか、妄想しようと思います。

上/前後差のある丈が特徴。上にローゲージニットを重ねれば、裾から白がチラッと見えてリズムが生まれます。斜めにラインが入ったような織り(=ツイル)で、表情のある素材もニクい。

上/ボリュームのあるパフスリーブに対して、長めのカフスというバランスが絶妙。普段パンツが多い人にこそオススメしたい甘ブラウスです。

上/細かく入ったピンタック。数本まとめて折るのではなく、なんと1本1本手作業で折っているんだとか! うっとりするほど繊細です。

上/首元にご注目を。ちょっとしたことだけれど、ヘンに広いと間が抜けてしまうのがクルーネック。こちらは、しっかり詰まっているので、顔周りがキリッと引き締まります。


ブラウス/¥24,000(税別)
ピンタックブラウス/¥23,000(税別)
パフスリーブブラウス/¥26,000(税別)
ロングブラウス/¥21,000(税別)


【profile】
1985年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳でエディターを志し、転身。現在はフリーランスのファッションエディターとして小学館『Oggi』、講談社『mi-mollet』などで活躍中。またアパレルブランドや百貨店との商品開発、トークイベント、コラム執筆も担当。Instagram@kobayashi_bunでは日々リアルなコーディネートを更新中。noteではエッセイも。