2019SSEssence

2019/05/17

【パイソン柄】ファッションくらい「初めて」をvol.18

今回で2019SSのコラムの最終回を迎えました。全18回、この機会に読み返してみました。自覚はしていたけれど、毎回前置きが長い(笑)! 私のこれまでの仕事・ファッション、家族のこと、足りない性格まで……たくさん明かしてしまった気がします。今さらながらお恥ずかしい。

実は、この全18回のコラムで意識していたことがあります。それは、「これが正解です」的な書き方をしなかったことです。

流行りの骨格や肌色タイプで、すぐに正解がわかるからこそ、正解以外を「不正解」と捉えている人が多いのではないか、と感じているから。そりゃ、骨格や肌色にあったものはしっくりきますよ。だって似合うんだから。でもだからって、それ以外が「不正解」ではない、と私は言いたいんです。不正解を出さないように気をつけていたら、毎日が苦しい。「私らしくないからやめておこう」とか思わず、「なんかいいな」「着てみたいな」で服を選んでもいいと思うんです。

今回の【LYDIA】シリーズだってそう。私のファッション遍歴の中に「パイソン柄」は一枚もありません。でも、「なんか着てみたい」んです。それは、今まで見たことがないくらい優しい「パイソン柄」だから。

ベースはベージュで柄はそれより少し濃いモカ。白黒ハッキリのパイソン柄よりもうんと柔らかい雰囲気で、いい意味で緊張感なし。ブラウスの襟や前立て、スカートのウエスト部分も真っ黒ではなく、墨汁のような少しかすれた淡い黒というのもソフト。ちょっとシックな柄を着ている、くらいのイメージで「パイソン柄ビギナー」の私の心にもすっと入り込んできました。

私なら、チョコレートブラウンの半袖ニットとこのパイソン柄のスカート。足元は白のバレエシューズ…というのを試したい。もちろん黒や白のTシャツも。あとは……。妄想は広がるばかりなので、ここまでにしておきます。

さて、最後になりますが、全18回、本当にありがとうございました。このコラムを読んで、「なんかいいな」「着てみたいな」と思ってくださったかたがひとりでもいれば、私はとてもうれしいです!※商品はドローコードがない仕様になります。

上/肩の下の切り替え部分、細かいギャザーが寄っています。こうすると、辛さ控えめでやわらかな印象に。
下/ウエストにも優しい提案が。着脱も着心地もラクなゴムで調整できる仕様です。このあえての気楽さが、パイソンにはちょうどいい!

ブラウス/¥26,000(税別)
スカート/¥31,000(税別)

【profile】
1985年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳でエディターを志し、転身。現在はフリーランスのファッションエディターとして小学館『Oggi』、講談社『mi-mollet』などで活躍中。またアパレルブランドや百貨店との商品開発、トークイベント、コラム執筆も担当。Instagram@kobayashi_bunでは日々リアルなコーディネートを更新中。noteではエッセイも。