2020AWEssence
2020/09/18
【ツヤ素材】トレンドのサテン、うまい選び方vol.6
先日、ルミネ有楽町へ行きました。前職で人材系企業の営業職をしているときからずーっと、私の買い物計画には欠かせない場所。
有楽町でアポイントがある日は、次の予定までの時間を少し長めにとって、こっそり買い物をしてしまうほど。「紙袋はいりません」と言って、購入した商品を白くて薄い内袋にだけ入れていただき、そのまま営業用の大容量バッグへイン。何食わぬ顔で(けれど確実にテンションは上がって)次の仕事へむかう...。あの館には、これまでたくさんお金を落としてきました(笑)。
そんな私ですが、このご時世ですっかりオンラインショッピングが習慣づき、久しぶりの訪問。
入り口でマスクの着用や除菌・検温が徹底されていること以外、私がよく知るルミネ有楽町のまま。ちょうど9月10日からルミネカード10%オフキャンペーンが始まったこともあり、活気がありました。
私はエスカレーターで3Fまで上がってBEIGE,へ。
まず、入り口近くのラックにかかっていたサテンブラウスに心を奪われました。鏡を見ながら体にあてていると、店長の新井さんがひとこと。
「私がこんなことを言うのも何なのですが...やっぱりBEIGE,のサテンは格別です!」と。
そうそう。今季はツヤのある素材がトレンドということもあり、正直いろんなブランドで見かける。ルミネ有楽町内でもどれだけ発見したことか。でも、「BEIGE,のサテンは格別」、おっしゃるとおり!
一番の違いは、触れたときの重み。サラッとしているものが一般的だとすると、BEIGE,のサテンは“ドロ〜ン”としている。裾を手に持って離すと、重みを感じながら落ちる、やや“芯”のある生地なのです。表面はテカテカすることなく、濡れたような光沢で、それもまた珍しい。サテンはこれくらい地厚なもの、そして光沢が上品なものを選ぶのがコツです。長袖シャツは、その素材の存在感をいかす、シンプルなノーカラー。ヒップが隠れる丈だから、濃色のパンツやデニムを合わせるだけでほら! もうコーディネートが完成します。
ちなみに、新井さんは「私がはいている同じシリーズのスカートも、めちゃくちゃシルエットが美しいんですよ〜」と言いながら、くるくるまわって見せてくださいました♡私のオススメはキャミソール。
同じサテンを使い、さらに身頃は生地を二重にしているから下着が透けにくい。一枚でも着られるしっかり地厚なキャミソールは、これからの季節、シアーなニットのインナーにぴったり。胸元のVカットが品のある色気を漂わせてくれます。
カーキのニットに黒キャミを合わせたくなるところを、キャミソールもカーキに揃えて、異素材ミックスを楽しむのが乙です。カーキ繋がりで、もうひとアイテムご紹介しましょう。
これ、ラメ入りのざっくり系ニット。モヘアだから、見た目よりもうんと軽く、もちろんあたたかい。サテンシャツの上に着て、袖や裾からサテンをのぞかせたり、シャツの上にぐるっと巻いたり、肩がけしたりするのもサマになります。
自宅で落ち着いてオンラインショッピングするのもいいけれど、実際に触れたり、着たりできる、リアルな買い物ってやっぱりいい! そこに「うちのコレ、格別ですよ!」と自信を持って勧めてくれるスタッフがいると、もう最高です。
ルミネ有楽町店、NEWoMan横浜店では、9月22日までルミネカード10%オフキャンペーンを開催中。サテンの上質さをぜひ、肌で感じてみてください。
私もまた立ち寄る予定。もちろん、他の店舗もふら〜っと参りますので、ショップの皆さん、今後ともどうぞよろしくお願いします!
シャツ/¥39,000(税別)
タートルニット/¥27,000(税別)
キャミソール/¥26,000(税別)
モヘアニット/¥49,000(税別)
【profile】
1985年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳でエディターを志し、転身。現在はフリーランスのファッションエディターとして小学館『Oggi』、講談社『mi-mollet』などで活躍中。またアパレルブランドや百貨店との商品開発、トークイベント、コラム執筆も担当。Instagram@kobayashi_bunでは日々リアルなコーディネートを更新中。noteではエッセイも。