2020SSEssence

2020/05/15

【リブスカート】肉体改造を待たずして着られる#StayStylish vol.12

夏ファッションの困りごと。
それはなんと言っても、体型問題ではないでしょうか?

冬の間、皮下脂肪をつけ、分厚いニットやコートに包まれて、気にしていなかった(見て見ぬふりしていた)お腹周りやヒップ、太もも・・・。今年はそれにプラスし、春の自粛生活が効いていて。これまで以上に、体のラインが丸くなっていることに、つい最近気がつきました。

・・・や、やばい!

でも、ヘルシーな女性像に憧れている私(笑)は、夏は肌を隠したくないし、コンシャスな服だって着たい。

さてどうするか―――。
答えは、「BEIGE,に頼る」です! キッパリ言い切ります(笑)!

デザイナー宮下さん率いるBEIGE,の服は、これまで幾度となく書いているとおり、潔いくらいの"かっこよさ"があります。けれど、不思議と"近寄りがたさ"みたいなものはない。

「私には絶対に着こなせない」ではなく、「私にも着られるかも!」という希望が持てる服なんです。だから私は困ったとき「BEIGE,に頼る」わけです。

今回のリブシリーズは、昨年の春夏出ていたものの2020SS版。

特に昨年のスカートは、1本はいたあと、気に入りすぎて追加で色違いを購入したほどのお気に入りでした。そういえば一年前も、「丸くなった体が強調されそう」と尻込みしていたのですが、はいてみると逆に「文ちゃん、痩せた?」なんて言われたな~。

その秘密は、リブのフィット感。
フィットするのに体に張り付かず、窮屈な感じが一切ない。今季は昨年よりも少しリブの幅を太くしていて、より肌離れがいいのが特徴です。

素材は、カラッと乾いた風合い。これからやってくる梅雨も、そのあとのジメッとした真夏も、涼しげです。

同素材のVネックカーディガン(マットな質感の丸ボタンがかわいいんです)やフレンチスリーブのトップスの展開もあるので、同色で合わせて、リブワンピースのように着たら最高にヘルシー。あと、オーバーサイズのシャツをアウトして、ゆるっと着るのもオススメです。

「痩せたら着よう」をやめて、「今すぐ着よう」。

それが、私が提案したい#StayStylish です。新色のカーキがとてもいい色。グリーンが強くなく、グレーに近いカーキ。クールな色味なので、夏は涼しげだし、秋はダークカラーにも合わせやすい。今年はこの色を買い足そうかな・・・と計画中です。こちらはノースリーブトップスの寄り(トップの画像ではネイビーのものです)。裾は前が短く、後ろが長くなっていて、リブは裾に向かって少しずつ太くなっている。そうすることで、緩やかなフレアシルエットに。腰回りが程よくゆったりして目立ちにくいつくり・・・拍手です!

スカート/¥23,000(税別)
ノースリーブトップス/¥22,000(税別)
カーディガン/¥26,000(税別)

【profile】
1985年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳でエディターを志し、転身。現在はフリーランスのファッションエディターとして小学館『Oggi』、講談社『mi-mollet』などで活躍中。またアパレルブランドや百貨店との商品開発、トークイベント、コラム執筆も担当。Instagram@kobayashi_bunでは日々リアルなコーディネートを更新中。noteではエッセイも。