2020SSEssence

2020/03/27

【セットアップ】ジャケット“じゃない”を積極的にvol.5

少し前からのマイブームなのですが、NetflixやAmazonプライムで1995年〜2000年くらいのテレビドラマをいっき観するのにハマっています。Around30やら40やらという言葉が流行りだした頃。今よりも「働く女性」というのをビビッドに描いているドラマが多い傾向にあるようで、今観ると少し大げさに見えて、それがまた微笑ましく、楽しく、鑑賞しています。

今も昔も「働く女性」の主人公に着させているセットアップ。けれど、そのセットアップの幅もここ3年くらいですごーく多様化してきています。2000年くらいのドラマだと、ジャケット✕パンツ(もしくはスカート)のセットアップを着ているのが、2020年の今は違う。ジャケットにかわって、プルオーバーだったり、シャツだったり...というのが最近の「普通」です。

というわけで、今回のコラムも新しいセットアップをご紹介。【ARUSHA】シリーズには、ノースリーブワンピース✕ワイドパンツ。トリアセテートとポリエステルをかけ合わせた糸を使い、それを二重織りにした生地は、シワになりにくい落ち感はありつつ、ふわっと空気を含む厚みもある。ジャケット"じゃない"のに、十分にきちんとした風合いになるのが、このセットアップの推しポイントです。

10年15年前よりも「働く女性」がより普通だし、種類も幅広い。それを今はわざわざ珍しがることもない。ああ、とっても素敵なことだな〜!とつくづく思います。

大げさに長いワンピースとしっかり太めのシルエットのワイドパンツ。まったく新しいこのバランスを積極的に「普通」に着こなすことを提案できる、自身も着られる2020年、楽しみでしかありません!

ラフに、乗っかってくれる人がこの春もっと増えますように。

スナップボタンというのも、とても気が利いていると思うんです! すべて閉じれば一面キャメル、1つ2つ開ければゴールドがちらっとのぞいてアクセサリーがわりに。平たくて大きめのスナップボタンは、旬のコインネックレスのよう!
タックがなく、すっきりとしたウエスト周り。けれど、ベルトや飾りボタンのさりげないディテールがあることで、シャキッとします。

ワンピース/¥34,000(税別)
パンツ/¥27,000(税別)


【profile】
1985年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳でエディターを志し、転身。現在はフリーランスのファッションエディターとして小学館『Oggi』、講談社『mi-mollet』などで活躍中。またアパレルブランドや百貨店との商品開発、トークイベント、コラム執筆も担当。Instagram@kobayashi_bunでは日々リアルなコーディネートを更新中。noteではエッセイも。