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Vol.13【ざっくりニット】淡色ニットを長い冬の相棒に Vol.13【ざっくりニット】淡色ニットを長い冬の相棒に

エディター小林 文「BEIGE,の奥深きシンプル」
2018.10.31
Vol.13【ざっくりニット】淡色ニットを長い冬の相棒に

私、とても夢を見がちな女なんです。いや、乙女チックな意味ではなく「文字通りの意味で」です。眠りが浅いからなのか、毎晩と言っていいほど夢を見ていて(覚えていて)、朝起きた瞬間、忘れないうちにそれを話したい(笑)。聞かれてもいないのに、先に起きて身じたくをしている夫に向かって「今日の夢はこんなだった」「なんでこんな夢を見たんだろう」…と聞かれてもいないのに話し出すので、あきれられています。そのなかでもよく見る夢がありまして。
 
それは愛犬サニーの夢。サニーは私が6歳から19歳まで実家で飼っていたラブラドールレトリバー。幼少期からずっと一緒に過ごした「女同士」なので、姉妹のような、親友のような存在でした。30kg超で、この犬種の平均体重よりもだいぶ大きかったので、動きがとにかくダイナミック! ワンワンと無駄吠えこそしないものの、いつも会話の中心、家族みんなの視界に入る場所を探して、大きな体を強引にねじ込んでくる。とにかく存在感のある明るい女の子でした。それに自分のことを「人間」と思っているような節があって、昼寝するときはソファに上がるし、夜寝るときも私のベッドに私より先に入って、ちゃっかり枕を使って寝る。いびきだって私よりも大きかったな(笑)。
 
…今でも度々夢に出てくる彼女は、よく食べ、よく寝て、よく笑う。どういうタイミングで私の夢に出てきてくれているのかはわかりませんが、亡くなってから10年以上経った今でも定期的に夢の中で会えるので、不思議と寂しくありません。
 
あ、すみません! 今回はいつにも増して前置きが長くなりました(汗)! というのも【CLOLA】シリーズのニットを見ていると、ついサニーを思い出してしまうから。彼女、こんな優しいトープ色だったんです。ふっくら厚みのあるウール、角がないまあるいフォルム、しっかりボリュームのあるタートル、優しくて暖かくて安心感のある着心地。サニーを抱いて、いや、サニーに抱きついて寝ているときのような、あのときの幸福感にそっくり。これを着ていると、夢の中でなくてもサニーがそばにいるような感覚に。
 
これからやって来る、寒くて長〜い冬。このニットとは初めて過ごす冬なのに、多大なる信頼を寄せています。一家に一枚、心がほぐれるニット、いかがですか?
 
 
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上/丈にご注目。前身頃が後ろ身頃に比べてガツンと短い。胸のあたりからダーツが入っているので、着ると立体的に見えるつくりです。ボリュームがありながらメリハリのあるデザインで、タイトなシルエットのものから、長め・重めなボトムスまでバランスよく着こなせます!
 
【profile】
 
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小林 文(こばやし あや):1985年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳でエディターを志し、転身。現在はフリーランスのファッションエディターとしてOggiなどで活躍中。Instagram@kobayashi_bunでは、日々リアルなコーディネートを更新中。