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Vol.5【ワンピース】パンツ派さん、朗報です! Vol.5【ワンピース】パンツ派さん、朗報です!

エディター小林 文「BEIGE,の奥深きシンプル」
2018.09.05
Vol.5【ワンピース】パンツ派さん、朗報です!

このコラムの第一回目でも自己紹介しましたが、このエディターという世界に飛び込む前、私は某企業で営業職をしていました。新卒で入社して28歳のとき退職したので、在籍期間は約5年半。それからさらに5年が経過して現在。やり残したなぁ〜と後悔していることはありません。…いや、正直に言うと、もう当時のことを思い出せなくなってきています(笑)。ただ、最近になってひとつ思い出しました、やり残してきてしまったことを。それは、ワンピースで働くこと! です。
 
当時、法人営業という仕事柄、ジャケット着用がマストでした。一日に何社も訪問していたし、新規も既存も業種も様々。商談相手の世代、性別もバラバラでした。「ジャケットはマスト」だったけれど「セットアップのスーツがマスト」ではなかったから、ある程度の自由度はあるものの、その分さじ加減がなかなか難しくて。20代だったこともあり、「若くても信頼できる人」と思ってもらえるよう、断然パンツ派でした。でも、ときどきはスカートもはきたい…。そんなときは甘くならない色やシルエット、素材を吟味していました。トライ&エラーを繰り返しながら。でも、どうしてもトライすらできなかったのがワンピース。雑誌には「忙しい朝こそワンピース」とか「クライアントと会食へ行く日のワンピース」とかワンピース企画が当時も今もわんさかあります。隅から隅まで読んでいたけれど、結局当時の仕事や自分が目ざす女性像に合ったワンピースが見つけられませんでした。
 
あれから数年越しで、当時の私に教えてあげたかったワンピースを発見しました。BEIGE,の【ORBY】シリーズのワンピースです。やや地厚、落ち感のある素材で、バンドカラーのシャツワンピース。上にジャケットを羽織っても似合うし、一枚でもきちんと感をキープできる。シャツワンピースと言っても、ボタンはすそまであるわけではなく、みぞおちくらいまでだから、バサッとかぶれるタイプ。忙しい朝、これだけで時短です。ひざが隠れる丈に、シルエットは体に付かず離れずのIライン。特別感のあるフィット&フレアシルエットと違って、パンツ派にもトライしやすい。これなら会食のある日の日中も、そわそわせずに着られたでしょう。
 
ああ、当時の私がこのワンピースに出合っていれば……。ワンピースくらいで大げさな気もしますが、自分に合うものを見つけたとき、気持ちが少し上がったり、ラクになったり、仕事のやる気につながったり…。きっとファッションってそういうもの。書きながら、なんだか当時のことを少し思い出してきました。今の私が着るなら…ショートブーツにも合わせたいし、同系色のレギンスにも合わせたい…。やっぱりワンピースってワクワクします!
 
 
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左/両胸のポケットが立体的。ごくごくシンプルなワンピースですが、このポケットがいいアクセントとして効いています。
右/全体的にきちんと見えはするけれど、すそがラウンドしているおかげで程よくやわらかい雰囲気です。
 
 
 
 
 
【profile】
 
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小林 文(こばやし あや):1985年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳でエディターを志し、転身。現在はフリーランスのファッションエディターとしてOggiなどで活躍中。Instagram@kobayashi_bunでは、日々リアルなコーディネートを更新中。