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TO&FRO トラベルオーガナイザー TO&FRO トラベルオーガナイザー

Life + BEIGE,
2017.03.30
TO&FRO トラベルオーガナイザー

プライベートでも出張でも、旅ではなるべく荷物を必要最低限にしたい、というのが僕のモットーだ。羽田空港のショップに長年関わってきて、間接的ではあるものの、数多くのお客さまの声を聞いてきたからこそ辿り着いた境地なのだが、そもそも旅先という場所は、旅人にとって原則としてアウェーの地であり、決してホーム(家、本拠地)である訳がない。だから、どれだけ多くの荷物を苦労して持って行ったとしても、きっと何かが足りなくなるのだ。
 
普段、東京で仕事の際に使っているバッグのまま旅に出ることが多い。この連載で何度も書いている通り、僕が持ち運ぶバッグはかなり大きめなのだ(笑)。それでも、旅の荷物をまとめ、コンパクトにバッグへ収納する道具がとても重要となる。
 
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昨年オープンしたブランドの直営店に関わったという経緯もあって、最近愛用しているのが、トラベルグッズブランド「TO&FRO」のオーガナイザーだ。製造元は、金沢に程近い石川県かほく市に拠点を構えるカジレーネ株式会社。世界で一番薄くて軽い生地を作ることができる繊維メーカーだ。
 
数多くの有名アウトドアブランドに生地を提供しているという実績からも分かる通り、自社製で堅牢性に優れ、極めて軽量。また撥水性が高い化学繊維生地を使いながらも、アウトドア用途とは少し方向性を変え、様々なオリジナルのトラベルグッズを世に送り出している。話は少し横道に逸れるが、天然素材の方が化学繊維に比べ、一般的なイメージは良いと思うのだが、実際的な機能性の高さや、過酷な状況下で使用されることを前提に考えるアウトドアブランドが化繊を採用していることを考えると、そのイメージがあっさり覆ってしまうように感じるのは、果たして僕だけだろうか?

 
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それは兎も角、TO&FROのオーガナイザーは、生地がとても薄いためかなり軽量で、使わないときは驚く程コンパクトにまとめることができ、一方で撥水性にも優れており、中に荷物を入れる際も安心。用途に応じてのサイズ展開はもちろん、色展開も極めて豊富なので、バッグの中でどこにどんな荷物が入っているかすぐに判別ができるのも魅力だ。
 
旅とは非日常の行為だ。非日常の局面で重宝できるプロダクトであれば、極めて完成度が高いと言えるだろう。